益田市河成地区でハウスを借用し、アムスメロン・アールスメロンの栽培を行っています。

有機肥料を中心に使用し、農薬の使用は最小限に抑えています。育苗、芽かき、誘引、除草、玉拭き、温度管理、水分管理等々、ここでも播種から収穫まで全ての工程を利用者が主体となって手間を惜しまず行っています。

１株２本仕立て１果採り、実の重みで枝が折れないよう紐で吊るす「空中栽培」を行っています。

県内でも数少ない本格的なｶｯﾄ野菜工場として、自社栽培の農産物の加工の他、様々な地域ブランド組織からの依頼で多品種の規格外農産物の加工を手掛けています。

カット野菜への加工工程はほとんど機械化されているため、利用者は使用後の食品機械の分解・洗浄・組み付け作業を担ってもらっています。

小川加工場・江崎加工場の2か所の加工場があります。どちらも農場で生産された野菜や果物を捨てることなく最後まで大切に扱うことを大事にしています。

小川加工場では主に惣菜の製造を行っています、季節ごとの食材の扱い方、昔から伝わる保存・加工技術の知恵を受け継いでいくことを念頭に活動に取り組んでいます。

江崎加工場では主に農場で生産された果物を使用した和菓子・洋菓子・ジャム等を製造しています。食品添加物や保存料を極力使用せず、素材の味を生かした商品開発・製造を行っています。

また、道の駅ゆとりパークたまがわ敷地内にある直営販売所を中心に、のんきな農場で生産された野菜や果物・苗・加工品の販売を行っています。

萩市小川地区の農場や益田農場では、生活介護事業所と共同で花苗・野菜苗の生産も行っています。数十種類に及ぶ四季折々の苗を丹精込めて育て販売所等で販売しています。

これらの苗や野菜は土づくりから収穫に至るまで、すべての工程に利用者が携わっています。

地域から委託を受け、主に草刈り作業などの仕事をしています。

E.G.Fが活動拠点としている山口県北部、島根県西部地域は大部分が自然豊かな中山間地です。四季折々の自然の恵みを享受できる一方で、1次産業分野の高齢化・人手不足という深刻な問題を抱えています。

数年前から私たちは、人や手間、体力を要する作業を中心に積極的に請負い、地域の中での活動にも力を入れています。

近年、食材費、光熱費の高騰のため、限られた予算の中でより充実した食事の提供を行うため、センターキッチンを整備しました。

E.G.F農場からでた規格外の野菜をふんだんに使用すること、各事業所で買い出し、配送を手分けすること、法人内の食事を一体的に調理することで様々なコストを下げました。

これにより内容もボリュームも充実しました。そして、何よりも愛情いっぱいの食事提供へと繋がっています。